3世代テーマパークみろくの里
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> 第六章

手押しポンプ

  手押しポンプの取っ手をキコキコ押して筒の先から水が勢いよく流れる様子を想像すると、いかにも涼しげな感じがする。

 井戸が飲み水として活躍するためには、豊富で安全な地下水が必要だが、今の時代では、なかなか難しいことかもしれない。蛇口をひねれば簡単に水がでて、水の有難さを普段実感することは少ない。
 
 また、「井戸端会議」という言葉があるように、井戸は単なる生活に必要な水を確保するだけでなく、ご近所同士の貴重な交流の場だったようだ。手押しポンプを押しながら、世間話に花を咲かせる・・・・そんな楽しそうな光景が、毎日の生活に根付いていた昔を思うと、便利になった現代の水事情が少し味気ない気もする。
かき氷機

 真ん中に大きな氷の塊を置いてネジで固定し、ハンドルを回して削るようだ。

  夏が近づくと、店頭に家庭用のプラスチックでできた小型でカラフルな色やデザインのものがお目見えし、カフェの軒先にはおなじみの氷マークがぶら下がる。食品売場には、いちごやレモン、みぞれなど様々な種類のシロップが並び、いよいよ夏が来たことを実感させてくれる。

  その昔、たくさんの子ども達が、汗をかきながら自分の番が来るのを期待に目を輝かせて、かき氷製造機を見守っている。そんな光景が、夏の風物詩となっていたのだろう。

生活革命
●日本住宅公団は、大阪府堺市に団地を完成させ入居者を募集。今までにない住空間2DKがお目見えした。電化製品を使用する生活に主婦たちは憧れた。また、「31年度経済白書」に登場した【もはや戦後ではない】という言葉は、人々の間で始まった「生活革命」の中で心地よく響いた。
話題の邦画
●日活「ビルマの竪琴」、東宝「空の大怪獣ラドン」、記録映画「カラコルム」、現代プロの「真昼の暗黒」などが人々の話題をさらった。また、大映の「夜の河」では、山本富士子が染物屋をきりまわす女を見事に演じ、第一線スターの座に押し上げた。
鉄人28号
●今もマニアの間で根強い人気を誇る、「少年」に7月から連載が開始された横山光輝の「鉄人28号」は、半ズボン姿でピストルを持った金田正太郎が操縦するロボット、鉄人28号が活躍する話。アトムと人気を二分したが、「鉄腕アトム」よりも幼い年齢の子ども達を夢中にさせた。
公文式登場
●30数年間の数学教育の経験をふまえ、公文公(とおる)が合理的な教育システムを考え出し、教室を開設した。3600枚の教材を使い徹底的に計算力を鍛え、高等数学に導こうというもの。小学校でも方程式が解けるようになる!を目指した。

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